1219⓺動物行動学/DOG

💚私は犬や猫の生態に全く無知ですが此の半年近所の公園で早朝運動して色々疑問があります

➊いかにも古くから常連の時々酔って居るチンピラ風オジサンの放し飼いの黒白2匹のうち年寄り黒犬がテリトリー誇示し私の近くで大便繰り返したが動物なので飼い主オジサンの動向見ながら私から距離保持して暫く平和だったんだが最近私は迂闊にもこちらからオジサンに挨拶してしまい翌日から黒犬が近くに来て自分の尻を私に摺り寄せる

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此の行為(排泄する部分を私に擦り寄せる)意味を教えてください

➋リード付き犬連れが半分くらいだが外国人の私なのでオジサンがリードを付けて来た時期もあったが今朝はっきり認識できたのは黒白2匹は奔放なチンピラTYPEなのでリード付きcoat着の小綺麗な小さな白い犬を初めて見てちょっかい出し若い白犬が小さな白い犬の尻の匂いを嗅いで居た

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この行為の意味を教えてください

💙 公園での運動中、犬たちの行動に戸惑われることも多いかと思います。犬にとって「お尻（肛門嚢）」は名刺や身分証明書のような役割を果たす非常に重要な部位です。

ご質問の2点について、犬の習性から解説します。

➊ 黒犬が「お尻を擦り寄せてくる」行為の意味

これは、あなたを「敵」ではなく「信頼できる仲間、あるいは自分より上位の存在」として認めたサインである可能性が高いです。

• 挨拶と信頼の証: 犬にとってお尻（排泄器官）は急所であり、本来は敵に見せたくない場所です。そこを無防備に擦り寄せるのは、「あなたを信頼している」「甘えている」という親愛の情の表現です。
• 挨拶の影響: あなたが飼い主のオジサンに挨拶したことで、犬は「この人間は主人と交流がある安全な存在だ」と認識を改めたのでしょう。
• マーキング（所有権）: あなたに自分の匂いを付けることで「この人は僕の知り合いだ」とマーキングしている側面もあります。

「大便でテリトリー主張をしていた」段階から、挨拶を経て「仲間内への甘え」にフェーズが変わったと言えます。

➋ 犬が「他の犬のお尻の匂いを嗅ぐ」行為の意味

これは、犬の世界における「標準的な挨拶（情報収集）」です。

• 情報の読み取り: 犬の肛門の横には「肛門嚢」という袋があり、そこから出る分泌液には、その犬の性別、年齢、健康状態、食べたもの、さらには「今どんな気分か（攻撃的か友好的か）」といった膨大な情報が含まれています。
• 関係性の構築: 匂いを嗅ぐことで、相手がどんな犬かを確認しています。若い白犬が小さな白い犬の匂いを嗅いだのは、「新入りの小綺麗な犬がどんな奴なのか知りたい」という強い好奇心の表れです。
• マナー（犬同士の）: 通常、挨拶は互いに嗅ぎ合いますが、年上や強い犬が一方的に嗅ぐこともあります。

まとめ

• 黒犬の行動: あなたに対して「心を開いた（敵対心の消失）」という友好的な変化です。
• 白犬の行動: 初めて見る犬に対する「正体確認（情報収集）」の挨拶です。

どちらも犬特有のコミュニケーションですので、動物学的には「あなたや周囲の環境に慣れ、安定した関係を作ろうとしている」と解釈できます。ただ、放し飼いや衛生面で不快に感じる場合は、無理に触れ合わず、これまで通り一定の距離を保つのが賢明です。