世界はこれから多極化していくのでなく既に多極化が完了とラブロフは指摘(田中宇)➋
英国系単独覇権主義者(軍産複合体)と米国建国以来の隠れ多極主義者
との
今に続く暗闘の歴史から今日を考えると...
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1945年10月に国際連合が発足し米英仏露中5大国が協力する国連安保理常任理事国P5体制だったが
英国勢が米国を動かし冷戦体制構築し米英仏と露中の対立に変質したためP5協調世界運営するという多極体制は機能不全に陥った
実は
WW1WW2以降に英国からの覇権譲渡に伴い米国政府は諜報機関として1947年9月18日CIA設立したが
結局は英国勢力が米国諜報界を支配し米国覇権戦略立案機能を英国が乗っ取り米国単独覇権世界を構築し維持させ全てを英国の制御下に置いたため
米国上層部ロックフェラー家etcは世界多極型覇権体制に転換
しかし
多極主義は中露権力拡大による民主的国際社会つまり米英支配を壊す悪事として様々なレッテルを貼られた
次に
欧米先進諸国経済力低下し1970年代以降多極派の意を受けたニクソンやレーガンが冷戦を終わらせ経済発展を東側や発展途上諸国に展開したが
米諜報界での英国系諜報界暗闘は継続し中露イスラムを恒久敵とする新冷戦体制構築した
イスラム恒久敵にする策略は英国系ライバルとして米国諜報界を支配しようとしたイスラエル系による戦略であり
コノ勢力の背後の隠れ多極主義戦略によって米国はベトナム戦争大失敗
其の延長で2001年911テロがある
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冷戦後のロシア敵視では
ロシアと民族的に近い東欧のセルビアを悪者に仕立てるユーゴスラビア紛争が皮切りで
米国はセルビアの敵であるアルバニア系コソボを支援して独立させ
ロシアを怒らせドイツなど欧州とロシアとの敵対を扇動
冷戦後の露独の接近は英国の脅威だったからこそ
隠れ多極主義者達(レーガンetc)は
再統合した東西ドイツを露に接近させ欧州の対米自立を加速させた
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イスラム敵視は米軍がタリバン政権を倒す(カブールから蹴散らす)ため
アフガニスタン侵攻後のテロ戦争開始計画があったので
911テロ事件が無くても強行されていた筈
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隠れ多極派要員が英国系単独覇権主義派を装い
露中イスラム敵視の新冷戦体制戦略を立案し
過激に過剰に実行し
米国軍事力浪費し外交的信用力低下を誘発し
結果的に米国覇権崩壊へと誘導し世界多極型新体制に転換させていく
911後にはイラク戦争で共和党ネオコン勢力による多極化戦略が成功し米国覇権低下誘発
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このあと民主党オバマ大統領が米国覇権再建を画策
英国系単独覇権主義者オバマはイランの核開発疑惑(濡れ衣)を乗り越えるため核協定JCPOAを結びイラクから米軍撤兵挙行し
オサマビンラディン殺戮を演出し(実は故意の人違い殺人)アフガニスタンから撤兵しようとしたが隠れ多極派優勢の米諜報界に妨害され続け
米軍撤兵後のイランではアルカイダより強いイスラム過激派ISISが米諜報界によって作られ
オバマはISISと戦うイラク政府軍支援のため米軍をイラクに戻すしかなく
米諜報界はリビアとシリアで内戦を起こし中東からの米国撤退を阻止
そのために
オバマはシリア崩壊防衛の為に露軍シリア進出を乞う多極主義をやらざるを得なかった
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いまにして思えば911テロ報道はコロナやウクライナに続く道を開いたのかも知れない
↓
911は諜報界や政界を麻痺させるための諜報界多極派による事件だろうし劇画的で衝撃大きく911テロ事件真相から未だに遠くに置かれている米国民であり
巨大事件の衝撃で麻痺状態の政治家や世論は合理的思考や理性が失われ
其の後に英国系諜報界による微妙な戦略での米国覇権の黒幕的運営が難しくなった
つまり
政権転覆や戦争を過激に稚拙にやって覇権自滅へ向わせるネオコン隠れ多極主義策略がやりやすくなったと言える
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