この共時性から私は何を学べばいいのか➋

 



何かを埋めた場所に向って

長身黒づくめ長い髪は所々を染めている今時の

HAIRSTYLEで年齢は50歳位だろうか 

彼女が祈祷を始めた

4人の女性の内の1人が私に気が付いたが

強烈なnegativityは感じなかったから

気にせずずっと見ていた

20M位離れていただろうか

周囲を手持ち無沙汰で歩く女性も居たが
 
1人が祈祷師の足元で何かをしているのが見えた

暫くしたら

祈祷の声がどんどん大きくなって来た

祈祷師の背後に女性4人は並んで

祈っている様子

祈祷師が右手を振り上げて叫んでいる

気分悪くなりそうなので

更に離れたベンチに移動した


20年以上前に

SHARIEに連れて行かれた幾つかの場所は屋内で

偶像崇拝は当然

数々の古めかしい大きな神様が祀られていた

しかし

いま私が見ているのは

北東に向かって祈祷を済ませた後に

2人の女性が木枠に貼られた大きな白い布を

旗めかせ

まるで空中に舞う霊魂を空高く送り出す様な素振り

そのうち

2人の女性がクルクル回り出した

鍛えた体でも無い2人のオバサンの回る様子は

平和そのもの

踊りとも言えない長閑な雰囲気

とにかく

初めて見た素朴な祈りの風景

空は青く雲は白く暑い夏の昼前の出来事


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